甘草

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甘草 (カンゾウ)

甘草は漢方薬に広範囲にわたって用いられる生薬であり、日本国内で発売されている漢方薬の約7割に用いられています。漢方薬は一般的に複数の生薬をあらかじめ組み合わせた方剤をさしますが、甘草湯(かんぞうとう)という甘草のみを用いた漢方では珍しい単味の処方のものがあります。
日本薬局方においては、ウラルカンゾウ(別名東北甘草、学名G. uralensis)またはスペインカンゾウ(別名西北甘草、リコリス、学名G. glabra)の甘草が基原植物とされており、グリチルリチン(グリチルリチン酸)2.5%以上を含むと規定されています。

喉の痛み止め&咳を鎮める
生薬として、漢方では緩和作用、止渇作用があるとされています。各種の生薬を緩和・調和する目的で多数の漢方方剤に配合されています。
このため、漢方ではもっとも基本的な薬草の一つと考えられており、「国老」とも称されました。安中散、四君子湯、十全大補湯、人参湯など多数の漢方方剤に使われています。
また、甘草だけで甘草湯という処方もあり(漢方で生薬を単独で使うのはまれ)、喉の痛みや、咳を鎮める効果があるとされています。
グリチルリチンやその他の甘草から得られる物質は消炎作用や美白の効果を持ち、医薬のみならず、化粧品や医薬部外品の原料としても活用されています。
カンゾウはドイツのヴュルツブルク大学やWWFなどの審査によって「2012年の薬用植物」に選ばれました。ヴュルツブルク大学の薬用植物学史の専門家Johannes Mayer教授は、「カンゾウは咳や喉の痛みを瞬時に和らげることができる特別な植物である。はるか昔、古代ギリシャや古代エジプトから、医者は咳や声がれ(嗄声、させい)やぜんそくの治療にカンゾウを用いてきた」と述べています。

 

 

 

 
 

 

 

 

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